お遍路とは 唯々 歩くに 尽きる

少しオーバーかもしれないが 

お遍路とは何ぞや と聞かれて 応えに困った、

言われてみて 何してるんだろうと 考えたことが無かった

のだ。

ようするに お寺があるお参りする、 つぎのお寺に向かう

ただそれを繰り返しているにすぎないと 気付いたとき

もうすでに3週の回っていたから 

 

今や癖になってるだけなのか

でも無心に唯々歩く は健康の事を思えば あれほどいいものはない

三度三度 食べてよく寝て お風呂も毎日入って

延々と歩く 日によっては40kmを走破できる事もある。

あれは普通じゃ無理 お遍路なら歩けると言ってもいいかもしれない

登山のも類似するのか 一度75歳にしてアルプスに

挑戦してみた あれもいい下界の煩わしさを

ひと時忘れさせてくれる、

登山の足を鍛えたのは 遍路だった。

実に貴重な体験をさせてもらった と思う

 

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上は谷川岳 

 

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能登の 海と棚田 

 

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その日の夕日 
 

義弟が言う お遍路中の 不思議な出来事 

 


私の所に 集待った錦の納め札8枚

銀は光線の加減か見えずらい

錦お札のうらには 108回  137回 374回 最後はかぞえきれない回数

 と書いてありました。

 

 かぞえれない回の人は 仏に近い人と聞きました

 此の人の札のうらには

    極楽の弥陀の浄土へ生きたくば

    南無阿弥陀仏 口癖にせよ 

    助けたまうぞ この世  後の世
    

    と 書かれて在りました
   
 このお札には お大師さまを初め、十三仏皆様の魂が

 入ってくださっている尊くあり難い お札です 。

 私は仏様の使いにて 後の世と皆様の幸福を願いつつ

 夫婦遍路をさせていただいております。
 と 書かれています 

 此の人のお写真を

 義弟の 家で拝見しました  その時の話に少し 驚きました

 義弟がお願いして写真を取らせてもらつた その時

 あたりには大勢の観光客たちと 付き添いさん も

 そこにいたはずなのに 、

 写真を現像したら 此の方一人しか写っていなかったのです

 写真は一人しかいませんでした 

 同行していた義弟の連れ三人の 証言も 同じく確かに大勢いたと言う

 多くの人が 写っているはずなのに 誰一人 写っていない ???

 

  ただひとりを残して消えたと 不思議なことがあるものです

  阿弥陀如来さま のお使いだと義弟は思ったそうです。


  八十八箇所は全国にあるようですね 

    大和新四国八十八箇所    奈良
    広島新四国八十八箇所    広島
     三河四国八十八箇所    愛知
     九州八十八箇所霊場  ( 福岡 大分 宮崎 鹿児島 熊本 佐賀 長崎 )
                      にまたがって

     三重四国八十八箇所     三重
     関東八十八箇所霊場  (東京 群馬 栃木 茨城 千葉 神奈川 埼玉 )
        にまたがってる   


     相馬八十八箇所    ( 茨城 千葉 )
     甲斐百八箇所霊場    山梨
     美濃新四国八十八箇所  岐阜
     知多新四国八十八箇所霊場

   が あるようです  このほか 小豆島 八十八箇所ゃ 四国 番外霊場

   また 西国 三十三箇所 参りも  全国探せば まだまだ あるでしょうね 

 

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一夜寺 太山寺 のこと

 昔 ある長者が 大阪に向かう途中松山沖で 嵐に遭遇した

 その時観音様に祈り 難を逃れた 

 そのお礼にと自国で木組みした材木を運び込み

 一夜のうちに建てた と言われる 太山寺 

 一風変わっているのが

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 大師堂のわきにある三重塔の礎石である

 この礎石を 新しい亀の子たわし で洗うと 痔が治る ??? 。 

 

 

 治るかどうかは試してないので 足からず。


 

次の円明寺までは20分ほど  仲門は小さいが 実に美しい

この寺は民家に囲まれていて
庶民の寺そんなイメージ だ 仁王門は三間一戸の八脚門 て 珍しいものらしい 

観音堂には 関が原の戦いでなくなった戦士たちの霊を慰めている

また 山門の脇に 見つけにくい所にあるキリシタン灯篭があり

マリヤ様の像が 刻まれて いる 

キリシタンが残っていて寺が預かるというのも珍しい

弘法様は宗派を拒まぬ 方だが異国の宗教まで受け入れたのだろうか? 

 

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 円明寺中門

 

 

 

さて次は 延命寺 

延命寺は昔々 円明寺だった、 同じ名前が続いては ややっこしいと

当て字でエンミョージ に延命寺になったと聞いたが??

さてここからが長い 瀬戸内の海岸沿いに 果てしなく歩く旅になる

その途中北条市に別格20番札所 鎌大師がある 八十八か所に属さないが

矢張りお参りする。

歩き遍路 の旅再会

昨年11月末に 徳島一国打ち に挑戦 

11月21日だったと思う 早朝に家を出て京都まで電車で

所がお予定のバスは満員で乗れないという。

どうしよう今回はあきらめて帰ろうかとしたとき

券売係が 大阪からならまだあるというので急いで大阪まで電車で

阪急3番街まで歩き ギリギリバスに乗った

徳島 高速鳴門西バス停に着いたのは10時ころだった

バスから降りて坂を下ること 5分10分後には1番札所 霊山寺に着いた

さあぁ 歩こう  まずはお参りして二番へ 3番4番5番

6番の 温泉山安楽寺 宿坊でその日は泊まり

まずは1日目無事に比較的余裕での宿煎りになりました

お参りを済ませて宿坊に入ったのがちょうど17時だった

17時半から お勤めがあります。

お寺で泊まると必ずと言ってご本尊の前で お祈りをする、

作法はお寺によりさまざま ですが

 必ず唱えるのが般若心経を唱えます 。